「海と山と季節の中で」
令和４年卯月（うづき）の2日
山義の食材コンシェルジュ兼ブログ編集長です。
季節の食材のあれやこれやミニ知識をプロの目線でご紹介いたします。
いよいよ４月になりました。皆様のお住まいのところは桜が咲きましたか？
富山市の松川べりでは、ソメイヨシノがちらほら咲き始めていますよ！満開予想は４月６日だそうです。去年はお花見も自粛、旅行も自粛でしたので、今年はいろいろな桜の名所へ出かけるのも良いですね！
さて、前回のブログで「富富富お米バーガー（白海老）」発売日決定！とお伝えしたところ、某有名月刊誌から取材の申し入れがありました。しかし、この商品はオペレーション的にほぼ手作なため大量生産ができません。さらに、発売日の４月２７日から販売していただく予定の販売店様へ欠品などのご迷惑をお掛けしたくないので今回の取材はお断りいたしました。全国販売のチャンスだったかも・・・。
今回はその「富富富お米バーガー（白海老）」が完成するまでのストーリーをお伝えできたらと思います。
越中まんの時も「生地」に注力したように、まずこだわったのは「お米のバンズ」です。
「富富富お米バーガー（白海老）」は前回のブログで書いたように春・夏の温かい季節でも美味しく食べられる富山のB級グルメがコンセプトです。つまり、冷めてもお米が硬くならない、が最初の最大の壁でした。当初から富山県のブランド米「富富富」を使用することは決めていたのですが、うまみ・あまみが特徴の「富富富」100％のみだと冷めたときのパサパサ感が否めない。
そこで、もちもち感を出すために「富山県産新大正もち米」をブレンドしてみました。しかし、主役が「お米」であるべきなのに「お餅サンド」っぽくなってしまいました。
行き詰っていた時にヒントをいただいたのが昔からなじみの「お米屋さん」でした。どうしたかは企業秘密にさせてください。おかげで、冷めてもめっこ飯にならず「もちもちバンズ」が完成しました。
「もちもちバンズ」は富山県産白海老の旨みが詰まったバンズです。白えび風味がたっぷりのバンズだけでも美味しいですよ！
しかし、まだまだ完成形までには程遠い。最大の難問がアンケート結果から噴出したからです。かき揚げ派 VS コロッケ派 論争でした。
「富富富お米バーガー（白海老）」ストーリーはまだまだ続きますが、 今回はこの辺で・・・！
それでは、次回まで「おいしく！たのしく！よろしく！」
食材コンシェルジュ兼ブログ編集長
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