「海と山と季節の中で」 

令和三年良月(りょうげつ)の十六日

山義の食材コンシェルジュ兼ブログ編集長です。
季節の食材のあれやこれやミニ知識をプロの目線でご紹介いたします。

秋真っ盛りですね!スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋。いろいろな「秋」がありますが、皆様はどんな秋をお過ごしでしょうか?我々、業務用食材卸売業にとっての今年の「秋」は、東南アジアの国々がコロナの影響でロックダウンしたため、年末商戦食材に深刻な影響が出始めているので頭が痛いんです。

しかし、このような状況の時こそ力を発揮するのが我々山義軍団。食材の調達でお困りのことがございましたら、是非、山義社員にお声をかけてみて下さい!何とか致します。お役に立てて見せます。我々は入社した日から、下記の通り教育されます。

1,お客様からのお問い合わせに対して「わからない」と言うべからず!
2,お客様からのお問い合わせに対して「知らない」と言うべからず!
3,お客様からのお問い合わせに対して「できない」と言うべからず!
4,お客様からのお問い合わせに対して「お声をかけていただきありがたく」思うべし!
5、そして、元気な声で「ありがとうございます。」と言うべし!

さて今回は、越中まんシリーズから「越中白えびまん(ピリ辛味)」をさらに詳しくご紹介いたします。
ちなみに、越中まんシリーズの販売者として屋号があるので紹介いたします。それは、
『越中まん本舗』と言いますので、以後お見知りおきを!

富山県射水市新湊産白海老

ご覧のように、白海老の特徴は透明感のある薄ピンク色をしているんですよ。さらに、
口ばしの長いヒゲと殻。身なんてほんの少し。後述しますが、このヒゲがやっかいものなのです。カルシウム豊富でからだに害はないのですが、口の中で突き刺ささるのがどうしても気になる方が多いんです。なので、そのまま唐揚げやかき揚げ、むき身にするなどして調理されるメニューが多いのですね!

実は、過去に当社が扱う白海老の加工品から「糸状の異物が入っている」とクレームが入ったことがありました。該当商品と異物とおぼしきものが返却されてきたため、食品検査機関で調べてみたら「白えびのヒゲ」だったってことがあったんです。しかし、お客様からしてみれば口に入れて大丈夫か不安になられるのも当然ですし、気持ちの良いものではないですよね。そんなこともあって、それ以降は白海老を使用した商品のヒゲ処理工程とチェック工程を増やして注意しています。

白海老のヒゲカット作業
ヒゲ処理後

次回も、越中まんシリーズから「白えびまん」をさらに詳しくご紹介いたします。

それでは、次回まで「おいしく!たのしく!よろしく!」

                      食材コンシェルジュ兼ブログ編集長

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